DATE
2022.05.26

第194回

  

逆境が招くもの

新型コロナ感染症がもたらしたあらゆる現象は新たな一時代の幕開けのように感じています。今世紀初端の2020年でのパンデミックは世界を取り巻くあらゆる環境を一変させました。
「人的交流」の遮断、つまり人的接点での「非接触化」、「閉鎖」、「中止」、「廃止」、「寡黙」、「マスク社会」(つまり覆面?)・・・等々への環境順応を強いられてきたのではと思っています。

日々、形成される進化への芽吹きが閉ざされることは、本来耐えられるものではないと思います。が日本的同調化社会では個々の都合よりも社会一般の通説に順応すべきとの風土が根底にあるのではとも思っています。
進歩に贖う逆境の環境の中にあって、それらを順境のごとくに変えることも、人間の特性の一面ではないかと考えられます。全てが、マイナスと考えるか、どこか一部にプラスの面はないのか、今の環境の中でどのような思考・行動が必要になってくるのか・・等々が、新たな時代の到来を告げるメッセージではないのかと感ずることで逆に展望が開けてくるかも知れません。

そもそも、困難のない社会は存在しないものと確信し、困難や逆境こそが新たな進歩・成長への導きではないのかと、そこに全精力を傾けただ、ひたすらに、信ずるところにまい進していくことで、その個々人の地力というか、底力が培われるような気がします。 気の持ちかた、考え方は逆境が招いてくるのかも知れません。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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