DATE
2024.06.27

第219回

  

編み出す

人はそれなりに、自分の置かれた世界・状況から発する言葉や態度行動は、その時々の立ち位置で無意識のうちに瞬時に持てる知識や言葉を自己編集及び組み合わせ表現しているのかも知れません。

数々の経験や体験を積み重ねて、外部への行動や言葉によるなどの発信力は、おのずと、その人に携わった、エデイターシップと呼ばれる、自己編纂・編集能力ではと指摘されています。
自己本能意識や自己防衛意識が優先して、他者を無視しがちな一面も行動に現われるかも知れませんが、其れはその人の蓄積素養が表出されていることだと理解したほうが無難なような気がします。
自分の持っている知識をいかなる組み合わせで、どういう順序にならべていくかという瞬時の編纂・編集能力こそが、その人の基本素養かも知れません。そこには千差万別、自己本位なり、他者への協調なり、異なった独自の編集がされて出てくるのが自然な感じではないかと思っています。
日々、新たな出会いや、経験・体験が、その編集能力向上につながり、創意や工夫や、改善・改良がなされて新しい観点での編集活動に結びついてくるのではと思っています。

個々の活動の根本としては、その行動が自己の成長へとつながる環境か、もしくはその手立てがあるのではと思って行動して行くべきかと思います。
知識や経験を積みあげ飽くなき探求心や、研究心は、新たな視点から編み出される世界が活きている証かも知れません。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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