DATE
2025.01.28

第226回

  

織りなす

よく月日の経つのは早く、光陰は矢の如しともいわれています。 時の刻みは、絶えることなく否応なしに降りかかってきます。 その時の流れに沿いながら、おおむね自然体として受け入れている 日々が大方の人々の實相ではないかと思っています。

時の流れに掉さしながら、多くの矛盾とも遭遇しつつも処世として、育んできた知識や体験から自らの想いや行動を巧みに織りなしているのが実情ではないでしょうか。
常に、変化する日々は、自分の持てる力と知恵を結集しながら、何らかの行動の帰結を無言に求めてきます。
そこには、誰一人理解や伴走してくれるはずもなく、わが身ひとりにての、縦糸の世界に横糸を紡いでいかねばなりません。
たまに、ほつれたり、組み合わせのタイミングがずれたりと思うようにいかないのが当たり前かなとの憶測も楽かと思います。
淀みなく流れる時間を意識し、自らの強い意志でその時間軸に自らの行動と軌跡を刻み、意志ある時間をそこに織りなしていけるのは極、限られた場面しかないのではと思っています。

それほどに、流れる時間は如何ともしがたく、誰しもが平等に費やすことのできる至宝の贈り物だと言えるでしょう。
その財産をどう生かすか、どう活用するかが我々に与えられた無限の試練ではと思っています。可能な限りの意志ある時間を織り込めるような意志力が必要かも知れません

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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