第245回
歳を重ねることは、多くの事象や多くの人々との出会いや経験など、その時々に触れた感触や感化・感動など、大きな失敗や後悔含め数知れずに自分が、こんにちある姿や形を大なり小なり形作ってくれて来てくれているような気がします。
その折々の出会いの機会を能動的に捉えるか、消極的、やや受け身的に捉えるかは個々の領分によって分かれるように思っています。
かたや、昨今では、SNS情報が、自らの意志を無視し一方的に、かつ一部は半強制的に「触れさせられる」スマホとの共生生活も無視できません。が以前にも、述べてはいますが、「触れる」はつまり身体的にも精神的にも相手との「摩擦」が生じることを指しています。人は多くのモノや人に触れることによってのみ育まれる「環境」によって成長していくのではと思っています。
美術館、博物館ほか多くの展示物は勿論、図書館での書物や映画館等々日常取り巻く些細な事象に触れてこそ多くの情感なり、自分なりの判断、状況把握なりの臨場感を養成してくれるのでは思っています。
動くことで、感じることが出来る。そのような環境に自らを追い込むことが成長を辿る軌跡のような気がします。
多くの事象に、なまに「触れる」事が、知らず知らずに自己錬磨のプロセスに導いてくれるような気がします。折に触れてみる機会の場をのがさずに、いまも持ち続けていこうと思うこの頃です。
取締役会長
村岡 正啓
Muraoka Masahiro
同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。
趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書