DATE
2025.10.27

第235回

  

選ぶこと

多種多用な情報の渦に嫌が上にも晒される世の中に身を置いて行かざるを得ない昨今です。時間の制約も、物理的な制約もある中では、そうたやすく選ぶことはその後を左右しかねない場合があります。
時には限られた範囲や特定の分野では、その制約が前提での選択を余儀なくせざるを得ない、大変油断のならない時代に差し掛かって来ました。

今更感もありますが、幼少時から、終生まで恐らく人たるものすべては、選ぶことから始まって来たのではと思っています。
自らの意志での選ぶことは、その時、その場での自らの選ぶ判断基準や、備わった知識や体験などを通じての最良をその選択肢にしながら選んでいるような気がします。
翻って、何に起因して選ばれたのか、何が作用して選ばれるのか、自己の選択から外れた観点での選択肢のとらえ方なども戸惑いながらも、一面参考になる様な気がします。
主観的な判断を通じての選ぶことは、ほとんど無意識での行動と思っています。本来その個人の個性主導が、その保持している社会的価値観や、常識的な思考での判断で選別されているのではと思います。

ヒトは、概ね無意識での、選択を重ねては、無為な時間やエネルギーが削がれることが多々有るかも知れません。
その選別・選考の過程では、それらの経験を重ねるうちにそのレベルの質的な向上や、知識の応用、経験・体験などを通じて自己の見識レベルなどが、磨かれ、増幅してくるのでと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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