DATE
2026.06.26

第243回

  

摩擦を活かす

誰しもが、日々何らかの刺激や、興奮、や情動の世界に接しているのではと思っています。が昨今、デジタル社会の進化とともにリモート化や、デジタル通信はじめ、リアルでの交流が著しく減少している気がします。コストとエネルギーを費やすことなく利便さや即時性では、通常の日々の営みとして馴染んだ生活様式といえるでしょう。

もともと五感で感じて育ってきた昭和世代ですが、常に衝突や摩擦の世界であらぬ苦痛や悩みの世界を体験しつつ、自分自身では気づかずに次なる励みと努力に向かっていったような気がします。
顔や目の表情、声色の大きさや小ささ、身体的動作など、直接自分の目で見て、耳に感じることや触れ合うことでの摩擦が刺激となり、元の五感に上書きされるような経験が成長への実感のような気がします。
摩擦の捉え方ですが、何といっても人との出遭いではないかと思っています。他者の価値観なり、異なった考え方なり、他者との遭遇での摩擦から自分がどう対応していくのか自分の成長プロセスを客観視できる摩擦は大事なことだと思っています。

翻って、摩擦から遠ざかっての日々や、無味乾燥的で刺激にもさして感じない状況では、本来の成長していくべき磨かれて発展していくべき五感が停滞していくような気がします。
映画館での映画や読書、多くの人が集うイベント等々、人との摩擦が生じる場に自分を敢えて追い込むことも大事なことかも知れません。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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