DATE
2012.7.31

第76回

  

スピード

物事の良し悪しの判断や、広く行動での前進や後退、あるいは右や左と逡巡したり、迷いが生じたりと、常に戸惑いと誘惑とありもしない懸念材料や不安に翻弄されることを、煩悩というのかも知れません。
地に足がつき、しっかりと落ち着いた精神状態を常に保つということは、至難のことだと思っています。

人は人生の歩みの中で、絶ゆまざる「判断」や「決定」を、睡眠を除いてありとあらゆる場面や状況において選択していかねばなりません。
意識が芽ばえてくる幼少のときから、知らず知らずにその人なりに体験や経験したことで醸成されてくる成長への感覚や感性が、その「判断」や「決定」を左右してくるのではと思います。

なかでも、軸となるのは常に「スピード」が全てだと思っています。
スピードこそ、次なる解を持たらす最高の意志の表現だと思っています。
新たな試行や経験や回答や、次なる目標や挑戦や、全ての要素を前向きに変えてくれる最大のエネルギーは、「スピード」によって持たらされるのではと思っています。
スピードが持たらす、より多くの経験知や行動知が、その人をより強くしていくのではと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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