DATE
2019.06.28

第159回

  

「使命感に生きる」

何事も、真っ正直に捉えることに何の違和感もなく、日常の世界を垣間見ている感じです。やはり、物心がついたころからの習性でしょうか人を疑ったり、騙したり、人に迷惑をかけてはダメと親から随分と窘められた記憶が身体に浸み込んでいるからかも知れません。

長く、同じ環境を保ちながらの生きざまは、珍しいのではと思っています。必ずや、人それぞれには、大きな伏し目なり、思わぬ環境の変化や、境涯の変わり目なりが予期せぬ時に、時期を定めずに襲ってくる場合があります。
それら個々の事象に対峙し、その個々への対処の仕方に大きな差が在るとすれば、そこに使命感や志があるか、ないかの差ではと思っています。困難に対峙せず、それらをいかに忌避し、まるで難を逃れるかのように自己を庇護する方もおられます。
片や、自分が果たすべき役割とは何か、自分がどのように行動すべきか、なすべきことは何かを明確に持ち果敢に立ち向かっていかれる方もおられます。このように、具体的に自分がなすべきことをなすという一点で人の値打ちが定まるような気がします。

予期せぬことでの思考の混乱や、慌てふためく周囲の混迷や雑音にも苦しめられながらも、沈着冷静な気持ちを保てるかどうかも修練の一つには違いありません。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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