DATE
2014.11.30

第104回

  

心の成長

幼少のころから常に慣されてきたか、あるいは叱咤されてきたことで、自然と身体に浸みついたことが多々あります。それでも身体の成長と、心の成長とが旨い具合に合致する状態に至るのは、その人個人の「成長」の重厚さと時間によって左右されるのではないかと思います。

同年代の中でも、10代・20代の青少年期においても、ひとつの見識や常識、モノサシというか価値感が共有できる部分と全く受け入れ難いズレの部分とが常に混在している状態、つまり違和感を持ったことがあります。
それでも、その都度、異を唱えることなく、ただ単純に受け入れ、認めて過ごすことで大きな違和感を抱かずに過ごしてしまう場合が多々あるのではと思っています。

誰しもが、意図的な「ズレ」を意識し行動していないと思いますが、やはり、その人、個々の持つ見識や目線が基本的な行動の基準として支配しているのではないかと思います。自分自身においても、年を重ねるごとに「時代」の成長と自分が旨く調和しての見識や見解を示すべき、レベルの向上を絶えず意識して、怠りなく自分自身を鍛えあげていく必要を感じています。

更なる心の成長が身体の成長をも助成していくのではと思っています。時間の経過を止めることが出来ないのと同様、私達は成長をも止めてはならないと思います。
それは無限の世界として古来より伝えられてきているような気がします。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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