DATE
2014.09.30

第102回

  

「進化」のとき

自然の天地地変の営みが例年になく数多く感じられます。おびただしい雨量が短時間に限られた範囲で猛威を奮うかと思えば、水を大量に含んだ土砂が街並みや人々の生活を一気に流し去ってしまうなどの自然の脅威に対し、私たち人間は誰しも味わう人の無力さを自覚せずにはおられません。

嫌が上でも私たちは、余儀なく幾重にも増して何らかの体験や経験を重ねて、その学びを糧に知恵と工夫を積み重ねます。その都度ごとに従来にはない新たに適合した、革新的なより高度なレベルでの具体的な対処策が用意されるのが常ではないかと思っています。

私たちを取り巻く自然界や「一般社会」での日々の生活の営みの中でも、いつもより適正なアイデイアや技術に裏打ちされた諸事象が日々進化の眼差しをもたらしてくれることでしょう。

もちろん、人々それぞれにその時々の経済環境や、友人環境、家庭環境、等々におけるその人を取り囲む「環境」に同化することも必要かもしれません。が、方や同化することなく独自のおのれ自身の革新的なもの、すなわち進化に結び付けられるものをそこに見出していく気概をなくしてはいけないのではと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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