DATE
2010.06.23

第51回

  

原点回帰

順調なすべり出しで、何事も大きな変化もなく、大過なく、伸展をきたしてきた事象でも、まるで自然の摂理と思われる定理に従うかのような「変節」に出会うのが世の習いかもしれません。
多少の凹凸は知らず知らずに感づきながらも、「悠久な時」を刻むうちに、いつかはそれが常識と化し慣れ親しんで行く中で、大局的には「変節」というものからの気づきを失う恐れがあるように思われます。

変化に気づき、それを実感覚で捉えた時点では、個別に苦しみながらも何とか処理、対応していけるのではと思っています。が、先々の方向から見て正しい対応であったかどうかは、中々判断に迷うことがあります。
そんな場面ではやはりよって立つ処の「原点」に戻っての再考、再起動が、大きな後々の修正、修復のエネルギーから解放してくれるのではと思っています。

つまりは、再び辿ってきた道のりをじっくり振り返ることで新たな気づきが芽生えることが期待でき、より適切で適確な方向に近づいていけるのかも知れません。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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