会長コラムCOLUMN

無為に過すという意識は誰しも持ってはいないと思います。
限られた生命と時間の中で、いついかなる時でも、人は自らの意識と体験、及び行動によって、充実した日々を殆んど無意識の世界で過ごしているような気がします。

日々を振り返り、果たして満足の域に達した一日であったかどうか、有意義な“時”の積み重ねとしてその日一日が成長をもたらしてくれたかどうか？自らに問うことでその日の充実を感じる気がします。
記録と記憶の憶いを、その日に遭遇した出来ごとの内、「人に喜んでいただいた」、「人のお役に立てた」、「自分も幸せな感じがした」、「共に共感し、感動した」、「思わず感謝の念にさらされた」、「いい出会いがあった」、「嬉しいことがあった」、「大変良いお話が聴けた」、「勉強させていただいた」等々･･････、心にひびく「感動」を引きずるような事柄を、永く心に留め置けるような有為な日々を築けることを願っています。

それらと正対する「悲しいこと」や「嫌なこと」、「傷つくこと」、果ては心のダメージに至る大変つらい出来事もあるかと思います。が、全ては“試練”の良薬と思えるぐらいに自分自身を精神的にも肉体的にも日々訓練していくことが肝要ではないかと思っています。

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