DATE
2024.02.26

第215回

  

為すべき時に為す

時は巡り来るものかと思われますが、その時その場の情景や状況は再び、巡り回ってこないのではと思っています。それぞれの時間と行動量に於いての経験や体験の場を通じて様々な光景や場面を、どれだけ目にし、観察し、分析もし、自己の下す判断や次なる行動への洞察などがその人の個性を形づくって来ているのかも知れません。

それらが、多分その人の人格形成や、人生観や、物事に対する観察力や、判断力、決断力に大いに影響を及ぼしているのではと思っています。それほどに、日々の様々な状況や、あらゆる場面でのその時々の対処や工夫の仕方は、個々人の個性も相まって、その人なりのスタイルが出来上がって来るのではと思っています。然しながら、あの時、その時の自身の判断により、導きだされる決断や行動力とは、個々人の差は有りますが、やはり、為すべき時に自然と体が動き行動できる人だと思います。

つまり、誰もが、躊躇したり、判断に迷いが生ずるのがあたりまえで結果、決断や行動への対応が少しずれたり、間にあわなかったり、折角のチャンスを失ったり、信頼や信用面で多少の誤解が生まれたり、もしくはなくしてしまう場合もありうるのではと思っています。為すべき時に為すということは、普段の判断力や決断、実行力・行動力にそれ相当な見識と鍛練の場の積み重ねが全てではないかと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

最新の記事

SHARE
PAGE
TOP
アソートについて
登録
支店一覧
お問い合わせ
PAGE TOP