DATE
2022.02.25

第191回

  

モノサシ

先人の言葉に「九十であろうが百であろうが、人間生きている間はやるべきことをやる。人間は行き詰まるということは絶対にない。行き詰まるということは、自分で行き詰まったと思うだけの事である」これは、自己の体験上からでた松下 幸之助の言葉です。

行動すれば、するほどその行動による反映の対価を得るか、もしくは代償を払うか、或はその結果での成長の果実を味わえるか。もうこれだけ精魂込めてやりつくした。これ以上もう無理だ、動けない。ここまで精一杯やったこれ以上は出来ないとの基準は何処にあるのかと言えば、究極は自分自身で決めた尺度なのではと思います。
そこに、個人差が生じる厳然たるモノサシがあり、それを克服、凌駕するところに、強さや弱さが伴うのではと思っています。
モノサシには、個々人の費やしてきた経験上、体験上に加え、周りの環境にも大きな背景や要因があるのではと思っています。自分で決める・決断するということは、いついかなる時でも自己の主体性を失わない。逃げないことだと思っています。

常にその時々の判断・決断を下しながらの日常ではありますが、誰しもが通常はそれほどの意識はしていません。
ありふれた、情景の繰り返しだけでは自己の主体性の場が不足してきます。時には変化をもとめて自らあらたな環境に身を投じていくことや新たな刺激を感ずるような場面に遭遇するなどしながら自己の判断・決断レベルのモノサシの浮揚を図っていくのも重要なのではと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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