DATE
2019.01.29

第154回

  

平常心

究極は心の問題だと片付けられる簡単なものでないのが、こころなのだと思っています。その時々に遭遇する、場面とか、立ち位置とか環境とか、時間とか、・・状況のそれぞれが、その時々のあらゆる心の在り方を引きだし露わになるのかも知れません。

何とも広くて、形容しがたい底の深さと、飛躍の俊敏性や大きさ、感情面での寛容と許容の幅などの物差しはその人のこころの度量に寄るところに左右されるのかも知れません。
インナーピース、俗にいう平常心らしいのですが、プロスポーツは言うに及ばず、競技全般では本番に強いといわれるのは、平常心の賜物だとされ、大体に実力が発揮される場合が多いようです。
心を磨いていくことは、こころの鍛錬をどの機会に取り入れていけばよいのか、都度出会う事象ごとに冷静沈着な平常心でいられるかどうかではないかと思います。時には弱い自分が出てきて、その都度、自己納得のレベルで終えてしまうことで変に摩擦を避けているようにも感じてしまいます。

こころの栄養を豊かにしてくれる、映画、ドラマ、ほか、文学や芸術に接することでの感動の数々に触れることも重要です。謙虚な姿勢であらゆる人々との接し方や、話しかた・聞き方なりにも工夫と努力の精をつぎ込むことも大事な事です。変幻自在に変化する己の心と同居しながら、平常心を保ち、磨いていけるあらゆる機会に積極的な行動ができればと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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