会長コラムCOLUMN

人生の荒波は避けて通ることは出来ないものとよく聞かされてきました。
一人のひ弱な人間の力では御し難い大きな塊のような難物に時として遭遇いたします。
知恵と勇気が、個々の場面を通じてタイミングよくその場に生じてくるとは限りません。然し、人の成長や進歩、発展に連なる事象は、ことごとく全ては前向きに積極的に取組んでいくことにあるのではと思っています。

ひとつひとつの“課題”や“困難”との出会いはその“人”にある種の成長の機会を与えているのではとも思っています。
それぞれの人に見合ったバランスの取れた“難局”つまり“試練”の「場」が、一定の時を経る毎に訪れては過ぎていくような気がします。

その試練の導きである、喜びや悲しみ、辛いこと、嬉しいこと、良いことや悪いこと、幸福や不幸ごと等を、人生を辿っていく中で必然的に誰もが体験し、経験し、感情の高ぶりや動揺に惑わされます。
そんな中にあって、常に物事を冷静に見つめて、正当な判断と行動に結びつくように、努力を怠ってはならないと思っています。

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