会長コラムCOLUMN

あらゆる困難や試練、挫折を余儀なく見舞われるのがいつの世にも根ざしているものだと思い知らされます。
それらに遭遇することなく人生の過半を過ごすことは不可能、もしくは皆無に等しいような気がします。

それらは、何も突然降って沸いたことでもなく、何らかの予兆、前兆らしき微かな兆し、あるいは気配に似た感触らしき類いの暗然とした独自の異物が漂っているのだと思います。
すべての凡人にとって、日常の世界に慣れ親しんだ生活に浸りきっているのことには、何ら違和感は生まれないではと思います。従来通りの感覚、や習慣に囲まれた安全な社会の営みは、気の緩みをいつでも引き出せるのではないでしょうか。

日常と異にする非日常の世界は、、従来とは異なった価値観や、生活習慣なり、行動体系を変えざるを得ない状況に対し、人それぞれ対応して行かねばなりません。新たに生まれる秩序や、ルールにどのように対応していくべきか、数多くの試練と学びがそこにあるのではと思っています。
そのような、体験・経験から新たな場面での身の処し方なり、それらの事象に対する対応からの処方を自ずと学ばせていただいているのかも知れません。まずは、謙虚に、素直な気持ちになれる事からの姿勢が大事だと思っています。

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