会長コラムCOLUMN

来し方を振り返ります時に、頭をもたげてくるのは心の底に刻まれている、その時々に「失敗」したことが重くのしかかってきます。

何度も性懲りもなく、今日までこれたことが不思議なくらいです。
失敗の根源は、すべては、自分自身の判断、経験、思慮、等の未熟さ、或は相談すべき適切な相手や、同時に適切なアドバイスを頂きながらその意見に聞く耳を持たなかったり、或は私欲が入り混じったりと何とも独断極まりない行動、決断が招いての「失敗」が概ね占めているのではと思っています。

そのような前提での「失敗」が許されているはずもありませんが、失敗というものには、永遠に失敗したのではなく、なんで失敗したのかということを常に掘り下げて反省し、その原因をしっかり掴み、次なる行動への糧として都度、学んできたような気がします。

幾多の「失敗」を繰り返しながら、何度も大きく毀損したり、時にはピンチもあったり、周りの方々へも多大の心配や、余計な負担やご迷惑をおかけしたかとも思います。が、大きなダメージや、再起できないような状況からはいつも免れてきた感があります。

よほど「運」気が強いのか何かが作動するかのごとく何処からともなく支援、応援の手が、わが身に差し伸べられてきたような気がします。
その時々に出会う「人」たちに恵まれ、その人たちのお蔭で自分の招いた「不運」、「悲運」がいつの間にか薄められ、新たな勇気と行動に踏み出せるような環境に恵まれ、日々感謝を怠らずにと自己を戒めています。

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