会長コラムCOLUMN

とかく人の世は「主義、主張」を唱える方が少なからず存在します。
自己の体験、経験も交え、自己の知識や見識も織り混ぜ、その方面の権威と称せられて奉られている方々もいます。

自己に偏った思考や意見が一方的に全ての人々に理解尊重されるとは限りません。その人にとって都合のよい「知識」や「体験」「経験」や「喜怒哀楽」の場が歪曲されたり、誇張されたりすることも垣間見られたりするからです。
日常茶飯に表出してくる「世情」諸々の起伏の中で、その人個人が培ってきたであろう冷静な判断や理性による「バランス」感覚に裏打ちされた行動や言動が、その人個人の人格的側面として捉えることができるのではないかと思っています。

私達は、必然的にあらゆる場面での自己の性格つまり「己自身」というものでの判断、思考、行動を具現化しています。
そのような中にあって、日々自分というものを客観視しながら「己自身」を磨いていく為の研鑽を怠らず謙虚に学んでいきたいものと思っています。

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