DATE
2012.8.31

第77回

  

時代と生きる

20世紀から21世紀の時代に生きる私達にとって、時代の変化とスピードが身近に感ずる頃は、いつもその変化やスピードが遠ざかった頃に、ふと気づかされる思いがします。
個別にはより良い選択をいつも求めながら、ある程度の納得度を感じ、そのときどきの時代を生きて(生かされて)いるのではないかと思います。

その時代、時代の大きなウネリは、情報の時代文明でいえば、今やネット化社会、モバイル、デジタル社会と評され、私達は無味乾燥の「コミュニケーションツール」の下僕と追いやられているのではないかと思います。
そこには、人と人との時代の感覚を音や映像で感じた、潤いと湿りのある情感が忘れられているような気がします。
ひろく生活文化全般についての食文化、衣文化、住文化などの分野は、高度化、専門化、細分化され、日々、進化、変化の渦の中に私達は慣らされてしまっているのではないかと思います。

私達は常に、変化と進化の中に埋没しがちな状況に、己自身の個性を最大限に活かそうと、その時代にうまく沿うよう自然体で接していくのが、ひとつの知恵なのではないかと思います。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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