DATE
2024.04.25

第217回

  

失敗することとは

人は生きていくうちには必ずや、一度や二度の失敗に見舞われるのではないかと思っています。その失敗が後々に活かされてその人の人格形成に大いに役立つ側面とその逆もあって、ある種のトラウマ、今でいうPTSDとなって大きな行動制約を強いる場合もあります。

年齢的な面で遭遇する失敗は、様々ですが、青春時代には、志望校受験や、恋愛感情や、交友関係等々若くしての、経験の未熟さや、知識不足や経験不足などから、自分の描いた方向とは全く違う方向に陥り、ほろ苦い失敗の疼きに耐え忍ばざるを得ない経験も貴重な財産ではないかと思っています。
歳を重ね、社会経験もあり、豊富な知識も身に就き、知友の仲間や、交友も落ち着いてきたその中で、失敗に見舞われる場合も在ります。
その失敗には、自らがその失敗の要因を作り出している場合も意外に多いのではないかと思っています、結果、自らが招く思わぬ失敗で苦境に立たされる場合もあります。
その失敗には、時間、プロセス、準備不足、理解不足、吟味不足、最善の努力不足等々そこに起因するほとんどが、明らかな要因として潜んでいるものと思わなければなりません。

日々、生活・行動していく中で、失敗をすることとは、至らない自分を晒し、足りない何かを補足させ、自らを奮起させる新たなる行動要因にも繋がる事ではないでしょうか。
それらから学ぶことで、次なる行動半径を一回りも二回りも大きくしてくれるような気がします。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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