会長コラムCOLUMN

都度巡ってくる季節の変化は、誰しもがそう意識しなくても個人差が多少あるにしても自然とうけいれられることだと思っています。
明らかに、学生生活を終え、この4月から実社会に入られた方々にとっては、生活パターンや、行動様式、人間関係含め、自分を取り巻く環境の外的な変化への対応に終始せざる状況に意識としては追いやられてしまいます。

もろもろの世事万般の決まり事や慣習などは、ほとんど無意識的に、常習化されてきて、ルール化されてきていることと思っています。
変化への目覚めの最たるものは、自身の身辺の危機に遭遇、身辺での大きな損失や罹災、自身の重病罹患や生命の危機等々の個々人の身辺に起因として生じてくる環境の激変によって、意識の変化が自然と湧き上がってくるものがあります。
いっぽう、戦争、大地震や風水害などの自然災害、核の脅威やウイルスの拡散、地球人類への生命への恐怖など、社会環境の激変による生活環境が脅かされる状況下では、新たな意識の構造に変化をもたらせれるのではないかと思っています。

現時の「新型コロナウイルス」による世界的な行動制約によって新たな行動様式への取り組みや、ウイルス禍での個々人の行動意識も大きく変化しました。このような体験・知見を垣間見ることによって個々人の新たな意識の変化に大いに期待したい昨今です。

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