DATE
2023.03.28

第204回

  

礎(いしずえ)となるもの

その時々の、自分が置かれた位置がどのような経緯を経てきた帰結なのか。自分が意図した経緯を辿ってきた軌跡なのかと戸惑う場合が多々あるように感じています。それほどに限られた環境や変化の中では、個々の捉えかたが左右しているのではと思っています。

単純に事象としてのみの捉えかたで見逃してしまうか、そうではなく何か大きな刺激を受け、感情を揺さぶられるか、隠された奥行きの深さや、難解な課題に迷える淵に陥ったり余計な時間やエネルギーを投じていくことは、その積み重ねや、習性を身に着けることで大いに思索や観察の、礎となるのではとおもっています。
成長の軌道に、修正しながら大きく外れないで乗っかっていくことは容易ではありません。思わない障害とか、突発的な事案とかが発生したりします。少なからず難儀な状況にも晒される場合もあります。
良き出会いと思えることばかりが続くことは、先ずないと自覚するのが良いかも知れません。

それでも半分は確実に自分の行動や視野を大きく前進させてくれる変化をもたらしてくれる出会いかも知れません。
逆に、残り半分は、課題や、困難、辛苦にさいなまされる状況や場面の多い出会いかもしれません。歩みを止めず、ただひたすらに、前をよく見て前進していく気概があれば、乗り越えられるのではないかと思っています。常に、プラスかマイナスかではなく、今の状況をよく観察し、自分の血肉化にどう結びつけていけるかが今後の礎(いしずえ)となるものと信じています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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