DATE
2022.07.28

第196回

  

「場」を考える

その時その場が、すべては、生きた証だと自然体で受け止めています。場については様々な要素が絡み合うことが常のようにも感じています。

いかんともし難い場は、何かしらの人為的な作用が働いたのかと思えるぐらい、困難の重しがずっしりと覆いかぶさるようでなかなか脱出できなく、もがき苦しむことも間々あることだと思います。
かといって、長く苦しんできたことが、知らぬ間に、急に一瞬の間に、すーとその重い扉が開き、空に抜けるようなスカッとした空間が開け回答を授かり、会心の場に恵まれることも間々あるかと思います。
試練と思われる困苦を伴う場や、幸運と思われるような筋書きの場に恵まれたりすることは、恐らく当事者には気づかれることなく、その人それぞれの日常の活動の周辺や、生活環境の場の随所にも見え隠れしているのではと思っています。あるいは、当人の言動の端々から、招いてきているのではと思っています。

いついかなる時にも、自分を取り巻く場を、どのように視るか、どう捉えるか、どう対処するか、等々すべてに自己修練の場があるのではと思っています。
自分が置かれた場は意図せざる場か、意図した場であるかを問わず、素直に受け入れ、その場から逃げないでその場を活かす術に全力を傾けていくことが大事なのではと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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