DATE
2022.06.28

第195回

  

愚直に応える

自分で何でもやれるということは殆ど無いに等しいことは、誰しもが理解されています。それほどに、私たちは、周りの人たちや社会機能の維持・運営を担っておられる方々の協力や、協調や助け合いなどに依存しがちなのが普通だと思われています。

それらに対し、昨今の新型コロナウイルス感染症によるパンデミック現象は、社会に水を差すがごとく、遮断、分断、隔離・・・等々が世界を、人間社会を席捲し、否応なしに強いてきました。
新たな環境を受け入れざるを得ない状況を迎えることは、一様に従来感覚とはかけ離れた観点での社会の営みを迫られるまで誘導されるような風潮を巻き起こしてきました。
昨今ようやく、この新型コロナウイルス感染症のワクチンによる耐性の浸透と、共存という捉え方で一部には常態化してきた感がします。普段の社会情景が徐々に戻りつつあるのではと思います。

新たな社会環境の試練は、否応なしに対峙を迫ってきます。それらに対し、愚直に応えていくことが、古来よりの人間社会の社会適応能力を高めてくれているような気がします。その時、その場、にならないと人は往々にして行動しにくいものだと思います。やはり、変化を伴う行動には、それぞれに真正直に愚直に取り組むことが大事なのではと強く思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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