会長コラムCOLUMN

難局は思わぬところから訪れる。昨今の原油価格の上昇基調がもたらすガソリン価格の上昇や諸物価への値上げ波及にもじわじわと浸透しつつあります。併せて、インフレ化の足音近づく気配です。
昨年来「新型コロナ感染症」感染拡大防止策は、生活行動の自粛や制約を伴い国内消費支出が大きく低迷しました。コロナ前経済の回復・復調も一部にはバラツキはあるものの本格的には至っておりません。

この「新型コロナ感染症」は我々の予期せぬ自然災害と違い、より不透明な難局を迎え入れたといえるでしょう。その中にあって、不断の地道な努力と研究や創意工夫など駆使し、置かれた環境下でどう対処していくかの判断・決断の見せどころが今この時世を生きる最大のチャンスではと思っています。

生活行動が未だ十分でない状況下では、何を最優先すべきか？何に重点を置くべきか？普段気づきながら手を加えていなかった改善すべきこととかに着手してみるとか？等々十二分に熟考を重ねられる好機ととらえることも重要と考えています。
しかしながら、自分中心の思いが優先したり、利害関係に捉われたりとか周りの意見に左右されたりとなかなか、その好機の時期を逸する場合も時としてあり得ます。それでも皆で喜びと感謝が集うような行動こそが、難局での打開策ではと強く思うこの頃です。

最新の記事