会長コラムCOLUMN

行動に結びつけるのは、何らかの判断の結果がもたらしたものと言えます。いろいろな予定や計画など、都度その実現を想定したり、期待したりと、それ相応に注力してきたことが、多々あります。

幾度も、その時その場での背景や心の迷いから、結果行動に移せなくて大切な時間というか、想定した期待をものに出来なかった心残りが、ふと頭をよぎる事が在ります。
心残りや、しこりが付きまとうという事は、やはりその時その場で勇気がなかった、勇気が湧かなかった、勇気をもてなかったかの、心の躊躇や、あらぬ憶測から、生じた戸惑いの作動からなのではと思っています。
本来は、正しいか、正しくないのかの自問からの行動が勇気ある本筋の行動だと思います。しかし、心の葛藤からくるあらぬ憶測は、おおむね、損か、得か、好きか、嫌いか、怪我するか、しないか、やりたいか、やりたくないか、とかの自己本位、あるいは自己防衛本能からくる欲から、結局のところ逃れられずに行動に結びついてこなかったのでは思っています。

躊躇した時間だけが、残り、やり過ごし、誤魔化してきたかも知れません。何事にも正面から向き合うことは、その本質を理解し、自己本位から解放された正しい行動を貫ける要素かも知れません。勇気こそが、その正しい行動を促す最大のエネルギーなのではと思っています。

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