DATE
2021.05.24

第182回

  

「出逢いの縁」

「人は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに」との、森 信三先生の言葉は、今、振り返るとまさしく、その時々にどれだけの「師」と言える方々に自分は恵まれて、お逢いできて来たのかとか、不思議なくらいその出逢うタイミングが旨く行き過ぎているのではとか、人知れず思うことが度々あります。

人との出逢いのご縁という気づきに想いが至ったのは、40代も半ばすぎた頃からだと思います。それまでは自分の一人よがりに、独善的な視野、単独行動、判断が多くを占め、とかく人様の言葉による物事の判断や見解にあまり、素直では無かったかと思います。
今思うに、それほどの独善、我儘を周囲の方々がどれほど支えてくれたのかが分からずに、無理放題してきたのかと、今は恥じ入るばかりです。不思議なことに、10代、20代、30代と年齢を重ねていくうちに、善い人、悪い人、好きな人、嫌いな人・・・と様々な人との出会いを重ねていますが、比較的その時々に善い人(師)に出逢えているのではと強く思っています。何か強い力が働いて、力の足りない自分への助力を授けて頂き、旨く治まった。のではと思うことが在ります。

人との出逢いの感覚としたら、10歳代から、70歳代ぐらいまでの出逢いが多くを占めているのではと思います。善き人(師)にどれだけ恵まれるかがその出逢いの真髄かも知れません。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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