DATE
2012.2.29

第71回

  

時流の変化

“環境”の変化は、身近に感じる季節の変化や、社会一般的な通念として徐々に迫りくる変化もあります。
その時々の時代を反映した大きな変化の胎動は、ひとつは「政治」の絡む世界で、我が国産業界は、政、官、財の三極での成長拡大路線でした。
ふたつは、内需、外需含めたモノづくり国家としての近代工業化製品の開発、製造に伴う、規格大量消費社会の出現による高度成長社会の創出でした。

その成長プロセスの極みがバブル経済下であり、右肩あがりの歪んだ膨張から急激な沈静化の時代を長く過ごすことになりました。
結果、内需の中心は物価の下落や雇用のリストラ等、一気にデフレ化の様相から、緊縮傾向の消費が定着化し、片や、団塊世代の消費拡大層も減速し、世間一般的な好況感や景気の上昇機運感は肌で感ずることがない時代を今や迎えたままです。

そのような社会現象、一般的な変化をしっかりと捉えつつ、本来事業を常に見直し、修正できるような柔軟性を保持し、かつ、その変化への対応とバランスを失わずに都度対処していかねばなりません。
いやが応にも常に変化の波にさらされ、その時々の変化をどう捉え、次なる新たな足がかりをどう築いていくかが事業の醍醐味かも知れません。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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