第67回
気持ちの持ち方をどう保つかによって、心の平安が左右される場合があります。
その時々の気持ちの有様が、「行動」や「態度」に現われてくるのが自然なのでしょう。
目まぐるしく変化する「心」の動きによって、思考の秩序が乱れたり、行動に不可解が生じたり、言動にチグハグが表れたりという、混乱を伴うことがあります。
かたや、平穏な日常を維持していくには、冷静、沈着で落ち着いた思考と行動を伴い、いつも正しい「心」と豊かな「心」を併せ持つ生活習慣が大事なのではと考えています。
つまり、心をいかに平穏に保つかが大きな岐路といえるかもしれません。
その為の修養、訓練が、すなわち生きていく私たち人間に唯一課せられた責務なのだと言い聞かせています。
が、なかなか思うに至らず、日常茶飯事の諸事に紛れ、ついつい忘失してしまうばかりです。
その中にあっても、前向きな意欲と行動によって少しばかりは心の落ち着きを取り戻す、一種の張りのある時間を過ごすことで満足しています。
取締役会長
村岡 正啓
Muraoka Masahiro
同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。
趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書