DATE
2020.01.30

第166回

  

「自律自助」

生来少し生意気か、それとも鈍感であったような気がします。
あまり人から言われたことをハイと素直に聞き入れて従うことは稀で、ほとんど聞き入れないか、聞いていないか、まったく違う異質な事を当時は何も考えずに行動していたように思います。相当な身勝手か、偏向骨、変り者かのような扱いを受けていたような幼少期であったように思います。

「ラグビー」を運動部の課外活動として本格的に馴染んだのは、中学生時代からです。その後、高校の3年間、大学の4年間と10年間の「団体テイーム生活」をラグビー部仲間達や、スポーツ仲間たち、多くのアスリート仲間達と生活を共にし、交流を重ねたことが、その後の大きな心の分岐点であったように思っています。多くの異質な仲間達から受けた行動や言葉の印象や、考え方や性格、中でも指導者の姿勢や言葉に大きな薫陶を頂いたことがその後の自律自助での社会生活の精神的な支柱になって来ている事は大きな財産です。

ラグビーも社会も一人では成り立たない反面、それを構成する一人一人が十分に自分の持ち場、役割、責務を負っています。事細かに、都度の指示や命令で動いていてはとても瞬時の状況判断での対応はできません。そこに必然的な自律自助の呼吸が派生してきます。
人に(仲間に)信頼され、頼られることや、お役に立てるよう自ら進んで行動して、自分以外の人のために尽くしていける場を自然体として身に付ければと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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