DATE
2019.12.27

第165回

  

「たたかい」

生物界では生きることは、「たたかい」なのだと思い知らされる度に、思い返すのは結局、人の場合は先ず、己との「たたかい」なのだと気づいているかどうかだと思います。
自分の居場所や、あるいは置かれた場所や職位・職階もふくめ、取り囲まれた環境の中での、「たたかい」にどう立ち向かうかの、こころの持ち方が大事なのではと思っています。

主体的に捉え、つまり、自分事として積極的に、行動に展開できている人は、その都度新たな刺激や、摩擦から生じる試練の壁との「たたかい」を避けることはできません。一方、我関せず、消極的に傍観しているか、まるで他人事であるかのように、何の意思行動にも繋げようとしないでやり過ごしてしまう人とは、その選択によって、その後の力量レベルに大きな差異が生じるような気がします。

「たたかい」の場は、いたるところに、生じています。望むと望まざるところ、必然的に、その人個々人に、どうやら均等、画一的に、与えられているような気がします。思うところ、随所に、「たたかい」の場に我々は遭遇して生かされているのだと思います。
ですから、その場から逃げようがなく、個々の受容レベルに合わして、知らず知らず「たたかい」の関門を潜り抜けて安堵の境地にたどり着くことになるのではと思っています。
受容レベルを上げるという意識状態を保っていかなければと強く思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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