DATE
2014.03.31

第96回

  

吸収する

進歩や成長の証を彩る卒業式や入学式、入社式等々、この季に順じたそれぞれの儀式が恒例行事として私達の生活にすっかり馴染んで定着してきています。

私達は成長の目盛りとしての節目にひとつのメドを設け、進歩や成長、並びに進化発展への道筋として「○○式」とか巷間見られるような儀式を執り行うことでひとつの区切りとしているのかも知れません。

その一連の区切りまでに費やす時間の中には時として自分の一番近い廻りの方々からときには、叱咤激励や諫言、箴言、苦言という、耐えがたい言葉や、逃げ出したくなるような言葉に見舞われるときがあります。その「言葉」のひとつひとつがどれだけその人自身に深い意味を持って浸透するかどうか、あるいはそれらがときには成長のエンジンに加速を与えることができるかどうかは、その人が素直な気持ちで吸収できる心根を絶えず保持できひとつひとつの言葉の意味をことごとくスポンジのような吸収力で自然にその人に浸み込むことで、更なる成長への飛躍へのはずみとしてつながるのではと思います。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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