会長コラムCOLUMN

限られた時間の中での行動の量と質を左右するのは、すべては準備に尽きるのではないでしょうか。その準備にどれだけのエネルギー、つまり時間と労力を注入するかによって予定された期待や効果、あるいは成果が得られるのではと思っています。

往々にして理解はすれども、ついつい多忙にかまけて準備を怠ったばかりに、却って遠回りになったり、無駄な時間を費やしたり、余計な労力がかかったり、何度も同じような失敗を繰り返したりと、さまざまに期待が裏切られる場合があります。

それら準備の良し悪しによって期待が適うのか適わないのかは通説でのつまり段取りさえが旨くはかどれば、ほぼ、期待どおりに物事がはかどるという事で「段取り八分」と広く衆知されていることは否めません。

その段取り（準備）の重要性は理解できてはいても、何から何をどう組み立てていくかに妙味があり、その組立ての思考と創意工夫やひらめきに似た思いもつかないアイデアをどう出しきるかがその人の巧みな準備力を高めてくれるような気がします。

最新の記事