第91回
只々、唯一無二の自分の人生の足元をしっかりと見定め、「禍福は糾える縄の如し」と全ては、そのときどきの己自身に帰結してくるであろうあらゆる物事の事象を淡々と受け入れられるような心持ちでいたいと願っています。
あるとき、自分でも不思議と思うくらいにまるで何かが加わった様な幸運を感ずることがあります。今まで気づかずに悩んでいたことが、急に雲が晴れたような感覚で、パッとその悩みが解決に向かったような経験があります。
また、一方では、思いもかけぬ窮地に陥り、なかなか展望が開けず奈落の底に向かうような最悪の事態にも巡り合わないという保証は何ひとつこの世ではありません。
いくら積極果敢に挑戦しつづけても如何ともしがたい事柄や、努力に努力を重ねても旨くタイミングが合わず、その時は成就しなくても、決して、あきらめず、絶えず前向きな姿勢を貫いておれば、いつかは、予期せぬ形でその想いが叶えられるのではないかと思っています。
取締役会長
村岡 正啓
Muraoka Masahiro
同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。
趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書