第85回
自分としての理想や形を常に頭に描き、心に留め、その実現やその領域に近づきたいと思うのですが、現実は決してその当初描いたとおりの姿や形となって現われてくれません。
幼少のころから、少しは自信過剰の一面がでて、いつも出来て当たり前が当然で、別段の努力もせず、廻りの「庇護」のもとで何でもできたと錯覚してきたのではないかと思いあたるフシがあります。
片や、中々思った「コト」が捗らず、何で己だけが出来ないのか?自分は真に能力も知識も経験も、精神的な強さもさほどに強くなく、平均以下のレベルではないかとひたすら劣等感の「呪縛」に陥り、中々そこからの脱却ができない日々を悶々と過ごしたことがあります。
少年時代から絶えず繰り返されてきた「自信」と「劣等感」の狭間の中で、自己の内面との戦いを今でも絶えず辿っている様な気がします。
誰しもが持っていると思われる「成長願望」(=夢)が、その人を成長させる原動力の源であると信じています。
何度も何度も自己の描いたその成長願望の実現に向け、日々弛むことのないエネルギーを投じていますが、中々思うようには捗りません。
しかしその実現を追って、真面目にコツコツと活動することに真実の応えがあるように思うこの頃です。
取締役会長
村岡 正啓
Muraoka Masahiro
同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。
趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書