会長コラムCOLUMN

緑が萌える鮮やかな時節は、心身共に新しい息吹と新しい命が宿ってくるような感がしてきます。
私達の五感の中でも、視覚でとらえる色合いの鮮やかさが、より多くの感動を与えてくれるのではと思います。

情感をつかさどる感性の多くは、聴覚や嗅覚、味覚、触覚等の私達をとりまく日々の生活そのものすべてを含んでいるのではと思います。
そういう人間が本来感ずることの出来る感覚というものに素直に反応していくことが、大変重要な生活感を演出してくれるのではと思います。
日常生活のその日その日の様々な変化や態様に、私達は自分が意図した世界や、意図せざる世界も含め、個別にしつらえられた空間にとじこめられているような感がします。

日々繰りだされる「変化」の感覚をどう感じとっていくかということが、成長への修業に似た自己鍛錬の場ととらえていきたいと思っています。
いつも眼前に繰り拡がるあらゆるものに、素直さと謙虚さを合わせ持って対処していければと思っています。

最新の記事