会長コラムCOLUMN

歴史は繰り返されるものという通念は世の多くの方々の知るところでしょう。周期的にくるものから、何度も何度も同じようなことが善きにつけ悪しきにつけ繰り返されています。

時間軸でサイクル化されたものとして、季節の変動や自然界の変動（例えば台風や地震）等があげられます。
この度の新たな金融商品での世界的な金融バブルによる大きな経済変動も、人間界の営みの中にはサイクルとして組み込まれているのではないかと思えなくもありません。
私達を取りまく自然界をはじめとして、人為的な生活活動を通じての私達の意識では気づかない何らかのメカニズムによる「バランス」と「調整」の局面が表出してきているようにも思えます。
それらがつまり、時として「災害」であったり、「大事故」であったり、「経済恐慌」であったりする「負」の部分として巡ってきたりします。
一方「発明、発見」であったり、「進歩、発展」であったり、「好循環」や「経済発展」等の明るい「プラス」の部分とが交互に繰り返されていく大きなエネルギーに我々は囲まれているといってよいでしょう。

自己の足元をしっかり見つめ、ブレない生活態度や人生への取り組みとしていくことがより一層大事なのではないかと思っています。

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