第26回
物事の判断の基準は人それぞれに備わっています。
普段私達は自己に内在しているものに動かされての判断を、自然に価値判断のモノサシとしているものです。
損か得かで決めるか、善か悪か、正しいか正しくないか、お役に立つか立たないか、迷惑になるかならないか、等々、数え上げればきりが無いほどに毎日の生活で随所に見られます。
いついかなるときでも、平常心で、バランスのとれた、判断をしたいと思っています。
俗に言う、軸足の定まった価値判断は、つまるところ「人間性」を基にしたところに行き着くような気がします。
「人間性」を高めていく日々の努力の賜物が、即ちその人の生き方や、その人個人の人生の軌跡となって露出してくるのでしょう。
廻りの人達へのきめ細かい心遣いや気持ちの良い応対は、相互に心がなごむものではないでしょうか。私達はお互いの価値を認め、理解しあって成長していくことがより一層大事なことだといえる時代を迎えつつあります。
取締役会長
村岡 正啓
Muraoka Masahiro
同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。
趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書