DATE
2018.07.30

第148回

  

自己犠牲

育った時代の風潮もあるかも知れませんが、我慢を半ば強いられて育った記憶が残照のように残っています。人に譲ることに抵抗感があまり湧くことはありません。永年親しんできたラグビーの世界では、あくまでただひたすら「ボール」を活かすための自己犠牲をいかに払うかがそのテイームの「ボール」支配率が高まり、結果トライに結びつく場合が多々あります。

自らの組みする諸々の「組織」体で、どれだけ自分がその所属している組織のために何ができるかと考えていけるかどうかがその人の度量を図るモノサシなのかも知れません。常に周りの情況の変化に視線を合わせていくことが大事なのではないでしょうか。

ジェームス・アレンという人の言葉に
「成功を手にできない人たちは、自分の欲望をまったく犠牲にしていない人たちです。
もし成功を願うならばそれ相当の自己犠牲を払わなくてはいけません。大きな成功を願うならばこの上なく大きな犠牲を払わなければなりません」
これは、事が成就するには自己犠牲を払うからであり、払えない人には事はならないとの意であるが、よく言われるが己から出たものは己に帰る。人から与えられるより、与えることに喜びが感じられるような生き方を心したいと願っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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