DATE
2018.02.28

第143回

  

好奇心

欲貪なところがあるのでしょうか。自分の見知っていない、或は関知していないことに出会うと、何で、どうしてとか、何に事の起こりがあってこうなったのかなあとか、関心に吸い寄せられてしまう時があります。

それがとりとめも無い、他愛のないような事柄であったりして、却って余計なエレルギーを費やしたり、無駄を招いたりと思う様なことも有ります。一人の動としての限られた範囲や、物理的な現象の中では大方徒労に終わるのが常なようなに感じています。とかく興味と関心が尽きないのかも知れません。

しかし、一見そのような合理性を欠いているようでも、一瞬きらりと光るひらめきの源が潜んでいる時がままあります。かような体験を積み重ねてきていますとやはり少しのことでも疎かにせず確かな目と耳での感性を保ち、絶えず鍛錬にも気を配らねばと思っています。

一口に好奇心とはいえ、まず自分に関心がないと行動がついて来ません。自ら追い求める分野も徐々に狭まってきたり、その範囲や、奥行きもその時の置かれた情況に左右されたりします。永年積み重なってきたものを時には棚卸しつつ、次なる関心事をそこに重ねて行ければ、興味と関心から、新たな行動への源泉へと繋がっていくのではと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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