DATE
2017.09.29

第138回

  

「縁を活かす」

取り分け、人と会うことにはさして大きなこだわりとか億劫がることもなく自然体で結構無難な応対、接遇が出来ている感じがします。

振り返りますと物心ついた幼少のころから、自分の意思や選択を度外視された、半ば宛がいぶちに近い不可思議な出会いによって生じた幾多の試練もあれば、恵まれた機会が与えられたり、大きな学びの薫陶を授かったりと、とにもかくにもそのような見えざる「縁」に導かれてきたような気がします。

自分が今日あるは、その時々に頂いたご縁のお蔭という以外に言葉が繋がってきません。身をもって自分一人では何もできないし、全ては周りの方々からの支えがあってこそとの大きな自覚の重しを常に感ぜざるを得ません。

時空は千遍万化しつつ、自己を取り巻く周りの環境は絶えず変化をめまぐるしくしてきます。が、それらに真摯に積極的に取り組んで行くことが新たなご縁につながる道筋のような気がいたします。その個々に積み重なった、その時々のご縁の深さや濃さにどれだけ感化を受けたり、次なる行動に左右されたりと一つ一つのご縁をどう活かしていくかが大変大事な事だと思っています。疎かにすることは成長を自ら放棄しているかも知れませんし、膨大な損失と言えるかも知れません。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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