DATE
2017.08.31

第137回

  

適度な「ひらめき」

何事も事前にきっちりと準備し、万端整えてはみても必ずやどこかにポカや抜け落ちた部分によって、振り出しに戻ってしまう時がたまにあります。

自分が過去に見知った事柄や、経験や体験や、記憶や記録、あるいは、辿れるプロセスとしての成果や価値観など、積み重ねた多くの「引き出し」を駆使しての判断あるいは、決断を見出しながら次なる行動に繋げているのではと思っています。

それが時として、瞬時にまったく予期せぬ「引き出し」現象となって、感覚的なキーワードが思考の遡上に浮かび上がってきたりします。自分では何とも思わないが普段の考えや行動の中では、その一瞬の「ひらめき」による判断、決断によって左右される部分が、かなり占めているような気がします。

それほどに自分の行動や判断が、時には衝動買いに走っての余計な買い物が増えたり、余計な旅程を組んでみて、徒労になったり、時には疲労を引き起こす要因にも思わぬ「ひらめき」が引き金になったりもします。

が、概ね自分としては、そのような瞬時の判断、決断がもたらす「ひらめき」による行動の軌跡を尊重している向きがあり、これからも大いにその感性を大事にしながら、それに浸っていければ有り難いのではと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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