DATE
2017.02.28

第131回

  

「律義」に生きる

頼まれることがあると、大概は其の儘、受け入れてしまうようなことがあります。よく吟味するとか、じっくりとその中味、内容を検討してからでも遅くはないのですが、即断に近い判断を多くしている感じです。

頼む相手や、頼む内容に沿った判断をもって、頼む人が大方の良識に基づいてのことではと受け止めているからかも知れません。然しながら、一部には意図的に自尊心に訴えた頼みごとも少しは入り交ざっていることが時にはあるかも知れませんが、性善説的に受け止めていることが多くあります。

頼まれごとも、約束事も、今までお世話になった御恩のある方でずっとご厚誼を頂いている方々等のご縁のある方も含め、応えていけているのかどうか、果たして相応の器量、度量が真に備わっているのかどうかと思うと甚だ、心もとないように思えます。

とにかく、誠実に応えようとする己の単純、明快な心情だけが何にも増して優先してしまうことが多々あります。そのような環境の中で、よく人との交わりの接点における偶発性、偶然的な出会いに、数多く恵まれているような気がします。それゆえ、一つ一つの「事柄」における逡巡を「律義」に応えていくことが、自分にとっての生きざまではないかと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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