DATE
2015.09.30

第114回

  

ラグビーの自由度

「ラグビーは、少年をいち早く男にして、男に永遠の少年の魂を抱かせる」元フランス代表主将ジャンピール・リーブ氏の言葉を大事にしています。

あたかも、ラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会が開催中です。特に日本代表が優勝候補の南アフリカを破った大金星によって、一気に日本国内でも「ラグビー」への関心が増した感じです。

私自身も、永年、ラグビーに親しんできましたが、その「ラグビー」は、今なお、観戦しつつ、動いている「ボール」を軸に、次なるプレーの展開を予測し、かつ、相手テイームのプレーヤーの動きも予知しながら、次のプレーにどう繋げていくのか、いつの間にか「リアル」の戦いの中に自分が仮想で存在しているような錯覚に陥ってしまうことが常となっています。

想定上、考えられる事象を捉え、自分で考え、瞬時の状況の変化に対し、ほぼ感覚的に自然と次なる行動に移行できていなければならない。そのように、「ラグビー」は双方30人が「ボール」をどう支配し、如何にして相手ゴールラインへタッチダウン(トライ)するかを競うスポーツではありますが、真髄は各自の「考える力」の総集戦ではないかと思っています。

「ラグビーが持つ最も大事な価値は「自由」であり、自分の人生を自分で決める、この自由度が大切」とリーブ氏は言っています。自分で決める、その判断のよりどころを培う土壌を醸成してくれたのが「ラグビー」ではと思っています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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