DATE
2015.02.27

第107回

  

思いやり

人が人を理解していくことで、円満に「社会」が築かれ、営まれていくのだと思います。そこに至るまでの心理的な境地は、相手を理解しようとする努力であり、じっくりと時間をかけ辛抱強く、耳を傾ける我慢強さを保持している必要があります。

人知れず、ややもすると誤解を招いたり、あらぬ嫌疑を受けたりと、時には理不尽な状況にいつのまにか陥ってしまうという、如何ともしがたい軋みが興る場合も絶無とは言えないのではと思っています。ことほど、左様に、人々からの理解や納得を得ることは、並大抵のことではないと思います。

裏返せば、こちらの意を十分に様々な人々に理解して頂き、かつ納得してもらうには、どの様な伝え方をすれば、それぞれに正しい受け止め方をしていただけるのか?まるで、言葉の十字路に遭遇したかのような錯覚に見舞われる場合もあります。

家族や、会社や、学校は勿論、集団を形成するチームや、クラブ等々およそ人と人とが成り立つ単位「社会」で、正しく通じ合える信頼の絆は、相手への「まごころ」や「思いやり」なのではないかと思っています。
相互のコミュニケーションを深めることにより生ずる、理解と行動が素晴らしい出会いと明日への希望の松明になっていくのだと確信しています。

取締役会長

村岡 正啓

Muraoka Masahiro

同志社大学商学部卒業。
(株)大沢商会を経て、
1985年人材派遣会社創業。
1997年アソート(株)設立。

趣味:ラグビー、ゴルフ、映画、読書

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